活動の記録

年度別報告書

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令和5年度事業報告(修正)総会資料1,.pdf
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令和4年度活動報告書
令和5年度事業報告(修正)総会資料1,.pdf
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令和3年度事業報告(総会後).pdf
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令和2年度事業報告(案).pdf
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平成30年度事業報告(案).pdf
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平成29年度事業報告書 .pdf
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平成28年度事業報告書(案)H29.43.31作成.pdf
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27年度(2015)フォーラム活動報告書.pdf
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26年度(2014)水基金活動報告報告書.pdf
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コピー25年度(2013)水基金活動報告報告書.pdf
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コピー24年度(2012)水基金活動報告報告書.pdf
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コピー修正松、23年度水基金活動報告報告書.pdf
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コピー21年度水基金報告書.pdf
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コピー17年度水基金報告書.pdf
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コピー里山再生活動報告書16年度水基金.pdf
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コピー森林ボラ活動報告書15年度.pdf
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21年間の活動のまとめ

21年間の活動のまとめ

長岡京市里山再生市民フォーラム 

21年間(2003年度~2023年度)の活動記録  2024

(令和6)7,2

 長岡京市里山再生市民フォーラムは、里山再生に関心を持つ一般市民と以前より西山の森林をフィールドにしている各種団体(乙訓の自然を守る会、環境の都づくり会議、長岡創生塾・竹工房、緑の会・西山、(公財)緑の協会)との協働を運営方針として、20034月に活動を開始しました。 対象フィールドとしては、当初より奥海印寺・池ノ尾の長岡京市の市有地を中心に行っています。 21年間の活動日数は3,809日、延べ参加人数は43,529人となっています。2013H25)年8月、水資源功労者として、国土交通大臣表彰を受けました。 財政的には、(公財)長岡京市水資源対策基金の助成を得、また2005年には西山森林整備推進協議会の発足によって協業基盤を得たことから、現在約10名が活動を継続中です。2023年度はコロナ禍を過ぎ、イベントなどは再開されましたが会員の減少、老齢化もあり延べ参加人数はコロナ前の7割程度となっています。

21年間の主な活動内容

1)    森林ボランティア(竹林整備、里地整備を含む)

森林ボランティアは間伐、下草刈り、植樹、観察道整備、散策道整備、など当フォーラムの主たる活動です。現在は月2回、第1日曜、第3日曜を定例活動日としています。

    2021年度末現在、対象地の85%に当たる区域(17,000㎡)の間伐と下草刈を実施した結果、地面に光が射し込むようになりました。

   池ノ尾の 樹相の豊かな区域を観察道・散策道として整備しています。新林道開削に伴う整備も行っています。

  神足小学校の薪ストーブ用の薪調達などの支援活動を行っています。

  20189月の台風21号により発生した倒木処理は現在も継続中です。

   2007年度より、奥海印寺鈴谷先の竹林整備、2018年度より奥海印寺西代の里地整備を行っています。竹薮は20189月の21号台風の被害が一部未整理です。

 里地は学習用のサツマイモづくりなどを行っています。

2) 間伐材等の利用

竹炭製造(2009年度まで)、子供工作教室(当初より継続実施)、大人木工教室(2004年度~2011年度)クリスマスリースづくり(当初より継続実施)、しいたけづくり(2004年度より継続実施)、薪づくり(2011年度より継続実施)等を行っています。

3〉   自然調査、小学校里山体験支援活動など

池ノ尾地域の草、木、鳥類の調査を実施、20053月に発表、報告しました。草花32種、樹木59種、鳥類67種が確認されています。 樹木としては、ヒサカキ、サカキ、ソヨゴ、コバノミツバツツジ、赤松などが多いです。2010年度より、市内小学校の里山体験(5月の遠足サポート、最大時年5校)を行っていますが、20202021年度はコロナにより遠足は中止されました。2022年度、2023年度は1校再開されました。

4)   講演会の開催

2004320057滋賀県立大学・野間直彦先生

「里山の生物、環境、新しい利用の可能性」

2007320083大阪工業大学・小川眞先生「松、まつたけ、里山の再生」「木が枯れ、森が消える」のご講演、および現地指導。

2009320103京都大学・徳地直子

先生「竹林と森林のしくみ」「竹林と酸性雨」。

20113月、20123神戸大学・黒田慶子先生

「健康な里山を再生するには…ナラ枯れ被害の教訓から」「ナラ枯れから見えてきた里山管理のあり方」。

2013320143森林総合研究所・

奥敬一先生「里山を使い直すための二、三の方法」,「市民の力による里山保全の勘どころ」。

2015320163

NPO芦生自然学校理事・鹿取悦子先生「美山町の 獣害被害と私たちの取り組み」「子どもと自然をつなぐいとぐち」。

2017320183西田林業・西田浩之

代表「西山竹林整備の現場から」「竹林との関係 ・現状と展望」。

2019320203)㈱里と水辺研究所・赤松弘治

代表取締役「なぜ里山を保全するには管理が必要か」「植生調査とレーザー測量に基づいた森林整備ゾーニング」(20213…中止)

 (2022.320233)京都西山短期大学・加藤善朗学長「ふるさとの文化財・光明寺、長法寺の仏画を中心として」「ふるさとの文化財パート2・寂照院蔵金剛力士像を中心として」

20243)京都大学フィールド科学教育研究センター・徳地直子教授「これからの里山を考える

―超学際的アプローチの試み」

5)   西山森林整備推進協議会の発足

山崎にウィスキー蒸留所、長岡京市にビール工場を持つサントリーホールディングス(株)の働きかけもあり、西山の里山機能を再生させるため、産、官、学、市民からなる西山森林整備推進協議会が20056月に発足しました。

フォーラムは当初より積極的に参画し、西山森林整備構想の改定(20154月)、森林ボランティア行事、西山ファミリー環境探検隊などで協働を継続しています。

西山フアミリー環境探検隊は環境省の令和元年度、環境教育体験活動優良事例に選定され  

 

ました。西山ファミリー環境探検隊は292年度、2023年度規模を縮小(午前中)して年4回実施しました。